田舎のヒロインわくわくネットワーク

農業環境技術研究所&田舎のヒロインわくわくネットワーク交流会

 師走を前に農業環境技術研究所[農環研]の研究者の方々と田舎のヒロインわくわくネットワークのメンバーとの交流会が行われました。そもそものきっかけは今年の4月に農環研の評価委員と言う仕事を依頼され、研究者の研究内容のファイルが送られてきたことから始まります。農業の様々な研究がなされ、読んで見ると私たちが日ごろ現場で疑問に感じていることの多くの研究がなされ、知りたいことがいっぱいありました。日本国内ばかりではなく世界的な視野の研究もあり、研究だけの研究ではとてももったいない。そのことを左藤所長さんにお話したら、現場の女性達の様々な疑問や意見をぶつけてもらって、研究者と話し合ったらお互いに刺激になるだろうから、交流会をやってみないかとの提案を受けました。

 農家の女性達は、現場の中で様々な体験をし、自由にものを考え、その中から疑問や問題意識を抱えています。知恵の宝庫です。ところがその知恵を生かすための知識を系統立てて説明することが不得手です。研究者の方々は、与えられた疑問や問題意識の追及におわれるために、なかなかいま起きている現場の問題がが見えません。農家の女性達の豊な経験や知恵と研究者の豊富な知識がぶつかり合って、新しい何かが見えてきたら、その研究は将来、世の中に役に立つものが見えてくるの違いありません。そういう可能性が閉塞状態の農業の様々な問題解決の糸口になってくるの違いありません。

 実際、農環研の広い会議室で、研究者の方々の研究を聞き、女性たちも日ごろの仕事の中から見えることを伝え、共通点を探し出し、疑問点を尋ね話しあうのは緊張の連続でしたが、とても面白く、知的好奇心に満ちて楽しい時間でした.。農業をやりながらこういう機会と時間をもてるということは大切
なステキなことです。

 南は熊本から、北は山形まで24人が参加してくださいました。

 参加してくださった感想の抜粋です。
「研究者と農業の現場で働いている女性が自分で考えて、自分の仕事から見えてくる問題を発言し、臆することなく疑問を投げかけるなんて、すごいことだなと感激した2日間でした。藤井さんという室長さんと話していて、田舎のヒロインっていったいどういう集団何ですか?なんで環境のことをここまで考えて仕事をしているのですかってきかれました。研究者って自分の興味のあることを突き進んでいく面白い職業だけど、一方で自分の足元がおぼつかない感覚が出てくるんじゃないかな。研究者の方が話しに興味を持って聞いていてくれること、質問を理解しようと試みてくれていること、自分の研究をわかりりやすく紹介してくれたことなど、とても誠実な方々でした。」

 「農環研の印象派軸足が違うなと直感し、どのように展開したらいいんだろうかと迷いました。的をひとつか二つに絞り、両者の意見を戦わせた方がよかったんだろうなと感じています。直感と経験で体当たりしていく農の現場と、研究と統計の理詰めで判断する人たちが手を結べば、また新しい可能性が生まれそうと楽しみになりました.研究者の中にも一人一人別の意見を持ち、発言する真剣な姿に心を打たれました.。研究と言う場所に、神社と言う祭り事の舞台があったことも以外でた。」

 今年、参加できなかった皆様も、もしまた来年行なわれるチャンスがありましたら、出席してみませんか。


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