田舎のヒロインわくわくネットワーク

2006年11月3-5日 広島の上下町 池田牧場で田舎のヒロインわくわくネットワーク主催の第3回わくわく子ども塾

 初日は池田牧場でお父さんの牧場の説明と案内。乳搾り、バターとチーズ作りの体験、翌日は野外遊びの天才・人間幸学研究所の和田芳治先生を迎えて山の木や落ち葉を集め、新聞紙をこよって火だねを作り、マッチを擦って火おこし、子ども達にとってマッチをするのが大冒険。火が起きたら焚き火、焼芋体験。何と、火おこしが一番の人気だった。

 午後はテレビのダッシュ村の指導者で生態学の守山弘先生の野外散策。山道を歩きながら山の植物を採集し木の実や、植物のその名前やいわれ、散策の後は顕微鏡で調べ、ミクロの世界を。興味深々の秋の山道。なんと自然の植物を知らないことの多いこと。!

 夜は宿泊先のMCユースホステルの創始者・森岡まさこさんのお話。何と、森岡ママさんは96歳。実際は97歳とか。かくしゃくとして子ども達に語りかけた。あなた達はダイヤモンド。心の中のダイヤモンドを探しなさい。誰でも必ずひとつは持っている! 子ども達は眠いはずなのに一生けんめい聞いている。新聞記者の森岡氏と結婚して、森岡氏は広島で原爆に合う。体中につきささったガラスの破片をひとつひとつ抜き取り、命を取り留めたけれど、虚脱状態の戦後の日々。

 ある日旅から帰って、これからは若者達を育てるためにユースホステルを作ると宣言。自宅を開放して4畳半からのユースホステルがが始まった。育った若者達のカンパによって新しいユースが建った。その完成を前に森岡氏は無くなった。ママさんにユースを頼むと言い残して。盛岡ママさんは一人で若者達のためのユースを続けてきた。笑いあり、涙ありの人生。見事な一人のおばあさんの生き様だった。1時間話してママさんはいった。子ども達は疲れているだろうから、話はここまで、さあ、モウねなさい! 人は人の出会いによって育てられる。といわれた。いい出会いだった。

 広島の子ども塾はとてもいい出会いの場だった。子ども達は述べ17人。それぞれのスタッフのお孫さんたちも交えたにぎやかな充実した体験塾だった。日本の各地で田舎のヒロインたちによって独自にこういう子ども体験塾が運営され、広まっていくことを願っている。


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