田舎のヒロインわくわくネットワーク

6月27日 札幌の雪印の総会へ行ってきました。1株3円、ようやく待ちに待った雪印の株に配当がつきます!事故から7年、汗と知恵の決勝の賜物です。

 雪印乳業の株が復配になったら、雪印100株運動で預かっている株は解散に!とわくわくしながら、しかし不安を抱きながら楽しみにしていました。

 第57回の総会は6月27日10:30、札幌のプリンスホテル国際会議場で開かれました。10時についた時はもう会場はほとんどいっぱい。今回は年配の女性達の姿が目立ちます。北海道の内藤圭子さんや高橋真由美さんも参加してくださいました。議長の高野瀬社長の進行で議事が進みます。今回は12号議案まであり、総会が長引くことの了解が取られ、議事が進みました。今回から復配になり3円の配当がつくことが議題に上がりました。しかし、減資はそのままで株価は購入時の半額です。
 101項目の質問状を出した人や12項目の質問をした人がいて、きちんとした質問には議長は丁寧に簡潔にさまざまな問題に答えていきました。しかし、その後の質疑応答はなぜか平行線でした。
 後になってわかったのですが、これらの方々は元の雪印関係の会社で働いていた労働組合の方々のようでした。子会社が売却され、売却先で働き口を失ってその不当な扱いに対して、状況をわかってほしい。系列の親会社の不当な扱いに、立ち直った雪印が改善を提案してもらえないか、牛乳部門を再開発しないのかなどという切実な問題でした。
 社長は売却されてしまった会社のことは我が社とは関係ない、牛乳部門の再開発もありえないとのことでした。確かにどん底まで落ちてやっと復配までこぎつけた企業としては他を省みる余裕などないのは当たり前かもしれません。しかし、かつての同量が窮状を訴えているとき、もっとほかの言い様がないのだろうかと不満をどこかで抱えているような総会の流れを感じました。
 北海道100選という北海道の牛乳を使って様々な形のチーズ製品を開発したり、製品開発や製造に関するすさまじい企業努力を感じましたが、これからの雪印という企業が利益を追求して何に還元するのか、雪印はどのような企業になりたいのか、が感じられませんでした。
 これからなのかもしれませんが、せっかくここまで来て、目標の復配にたどり着いたのになんだか残念でした。事故がおき、事件が起こって去った人、残った人。長い時間をかけて、多くの人達のそれぞれの生き方がくるってしまうことなど、いろいろ考えさせられた雪印の総会でした。(山崎記)


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