わくわくこども塾2007 in 滋賀 レポート
滋賀県高島市の山や湖に囲まれた自然豊かな場所で、本物の食べ物の美味しさとたいせつさ、そして自然の中で人間がどのようにして暮らしてきたのかを、子供達に「体験」として学んでもらう環境学習プログラムとなりました。

2007年 10月6~8日 2泊3日 滋賀県高島市安曇川町にて
●オリエンテーション
●大根堀と野菜収穫体験

戦後開拓されたまるで北海道のような広い畑の広がる安曇川町泰山寺地区。
ここの沢山の子供達が集まりました。まずはみんなで自己紹介。初めて会った友達にみんな少し恥ずかしそう。そんな中でも大きな声をだしてくれる子供たちもいました。
みんな名札をつけ、いよいよ畑に出発です。晴天に恵まれ畑まで10分の道のりを皆で楽しく歩きます。畑につくと恐そうなおじさんが一人立っています。今日この畑の先生平岩美晴さんです。この場所で生まれ農家として30年以上野菜を育てているベテランの先生。大根についてみんな真剣に聞いていました。いよいよ大根堀です。思いのほか簡単に抜く子、一人では抜けなくて二人で抜く子、みんな一生懸命大根をひきました。大根以外にも人参、ほうれん草、水菜なども収穫させてもらい、平岩さんのプールのような大きな水槽で綺麗に洗いました。
●収穫した野菜で昼食づくり

収穫した野菜達を風花の丘に運び、昼食作りのスタートです。みんな包丁をもつ手もぎこちない中、以外と器用な男の子も。聞いてみると「いつもお母さんの手伝いしてる」と少し恥ずかしそうに話していました。ひとりの女の子は作り方をメモし家に帰ったらお母さんに作ってあげるとのこと。大根の菜飯、大根の煮物、即席のお漬け物、胡麻たっぷりのなますや野菜の皮を使ったきんぴらなどを作りました。少し時間はかかったけどみんな体をいっぱい動かしたので美味しそうに食べていました。
●びわこの生き物について
夕方、宿泊先の「びわこ子どもの国」に皆で移動。大きな施設に遊び道具がたくさんあり子どもたちは早く遊びたそう。皆でそれぞれの部屋に移動し、今日最後のプログラム講師松山さんの「びわこの生き物」についてのお話を聞きます。写真や映像を交えながらの松山さんの話に子どもたちも楽しく、真剣に聞き入ってました。
●「森と熊とヒトの話」(日本熊森協会)

2日目、今日は朝から朝食をとり風花の丘に移動です。日本熊森協会の人による演劇形式のお話が始まりました。熊森協会の人に質問に積極的に手を上げて答える子ども達。熊は怖い生き物ではなく、人や里山、湖に住む生き物たちにとってとても大切な存在だと気づいてくれたみたいです。その後熊森協会の人たちとも一緒に食事をし、その中でも森や生き物たちの話を沢山しました。
●針江地区「かばた」見学

食事後、車で15分ほど移動し高島市新旭町の針江地区にやってきました。まず大きな水車にみんな目をとられ、その後はボランティアの人に案内してもらいながら針江地区をみんなで歩きました。民家のすぐそばに水路が流れ大きな鯉が泳いでます。民家の水道はすべて湧き水でまかなわれ、家の中に鯉が泳いでいる家もありました。その生き物たちが人が出す残飯やごみを食べてくれていて、そのことで水がきれいになっていることに子供たちも大変興味をもっていました。
●漁船でボートのり

おやつを食べ今度は漁港に移動です。モーター付のボートに乗って琵琶湖に出る予定でしたが、あいにく風が強く無理でした。かわりに猟師さんが昔ながらの手漕ぎの漁船で入り江内を案内してくれました。ゆれる漁船に怖がる子供たちもいましたが、大きな鯉を捕ったりとても楽しそうでした。
●竹の工作楽器造り

最終日、今日はみんなで朝から竹の工作です。
実用的な器とお箸、みんなで楽しく遊楽器を作りました。刃物を持つ子ども達の手はとても緊張しているようでしたが、先生に優しく教えてもらいながらそれぞれ思い思いの竹細工をしていきます。「お母さんにあげるんや」という子ども達の目を真剣そのもの。竹の楽器の音がなると歓声があがっていました。
●ブルーベリージャム作り

お昼に迎えに来てくれるお父さんやお母さんと一緒に食べる昼食つくりです。
沢山のブルーベリーにお砂糖をいれ、それぞれ味を確かめながらことことお鍋をにていきます。調理場はブルーベリーの甘酸っぱい香りでいっぱい。時折手についたジャムをなめながら世界に一本のジャムをつくりました。最後にマジックでラベルを書きみんな自慢げにお母さん達にみせていました。
●みんなで昼食 終了式

みんなで作ったジャムやパンでご飯を食べました。久しぶりにお母さんやお父さんの顔を見た子どもたちは嬉しそう。それぞれこの3日間であったことを話しています。食事後みんなで感想を述べ合いました。最後に自分たちで掘った大根と竹細工などをお土産に帰路につきました。
